Imapサーバーとして「dovecot」を導入
「dovecot(ダブコット/ドベコット)」
社内の敏腕サーバエンジニアの人が日報に書いてたので、気になってたわけだが、
IMAPサーバー(アイマップ)がほしくなってきたので、
一般に流通している「Courier-IMAP」ではなく、「dovecot(ダブコット/ドベコット)」を導入してみようと思います。
実際に興味があったのもそうだし、インストールがこちらのほうが楽そう!
どう楽そうかというと、「Courier-IMAP」だとrpmパッケージがあるとか、
yumで入れれるって話はあまり聞いたことがなく、自分でrpmにしないといけないとか
あるのが、面倒なんですが「dovecot」はyumでガバっと入る。すごくいいよね。
では、ここから実際にいれていこうと思う。
1. yumを利用して「dovecot」をインストールする
yum -y install dovecot
2. 設定ファイルを自分好みに修正する(今回は必要最低限で)
vi /etc/dovecot.conf
※とりあえず今回はimap, imapsだけあればいいので、他は消して、コメント解除。
#protocols = imap imaps pop3 pop3s
↓
protocols = imap imaps※メールボックス形式をMaildir形式とする。実際にはちょっと上に例があるので、コピペでOK。
#mail_location =
↓
mail_location = maildir:~/Maildir※SSLの設定を有効にする。証明書についてはデフォルトでついてる?
#ssl_disable = no
↓
ssl_disable = no#ssl_cert_file = /etc/pki/dovecot/certs/dovecot.pem
#ssl_key_file = /etc/pki/dovecot/private/dovecot.pem
↓
ssl_cert_file = /etc/pki/dovecot/certs/dovecot.pem
ssl_key_file = /etc/pki/dovecot/private/dovecot.pem
3. サーバー起動時に自動起動するようにリンク作成
ln -s /etc/rc.d/init.d/dovecot /etc/rc.d/rc3.d/S86dovecot
※ちなみに、停止時のリンクは自動で張られているので不要。「K35dovecot -> ../init.d/dovecot」
4. いざ「dovecot」起動。(テストをかねてrc3.dのなかので。)
/etc/rc.d/rc3.d/S86dovecot start
参考:hf164.com